会長ご挨拶


「強い絆で」

会長 廣瀬滋夫

会長 廣瀬滋夫
このたび大変名誉ある彦根南ロータリークラブ会長に就任し、身の引き締まる思いであります。特に本年は創立35周年を迎え、なお一層その責任を強く感じております。 もとより器の小さい頼りない私ですが、精一杯努めて参りたいと思います。

本年の国際ロータリー会長である田中作次氏は、「奉仕を通じて平和を」と提唱されました。平和をどのように定義するにせよ、それは奉仕を通じて達成できる目標であると唱えられております。

そのテーマを受けて、2650地区ガバナーである大津ロータリークラブの河本英典氏は「隔たりをなくそう」という地区スローガンを掲げられました。ロータリアンであり続けるためには、仕事であり、奉仕であり、ロータリーを楽しむことであり、私たちの活動が社会に与える影響でなければならないと述べられています。

その為には各クラブがより団結しなければと思います。昨年の東北大震災以来「絆」という言葉を何度も耳にし、改めてその言葉の重さを痛感しております。本年は「強い絆で」というテーマで主に下記の点を重点的に取り組んで参りたいと思います。

1,会員との絆

当クラブは青年期から壮年期への過渡期である35周年を迎えました。大先輩から30歳代の若者までの親子以上の年の差の年齢構成は本クラブの特徴でもあります。お互いの世代を尊重しつつも、世代を超えて交流できる雰囲気づくりをめざし、親しく会話のできる例会、会員をより知ることのできる機会を増やし、会員同士の絆を強くしてゆきたいと思います。

2,地域との絆

当クラブは、青少年健全育成をモットーに長年、湖東ちびっ子野球大会を開催し本年で24回目を迎えました。地元の小学生や保護者の方々にも楽しみにしていただいており、本年も開催したいと思います。また35周年記念事業としては、仮称「荒神山古墳プロジェクト」を企画しております。地元の青少年を対象に、先人の築いた遺産を守っていく活動や植樹など環境保護活動を通じて、地域との絆を深めてゆきたいと思います。

この1年「絆」という言葉をかみしめながら、楽しく意義のあるクラブ生活にしたく、会員皆様方のご協力を是非よろしくお願いいたします。



 

©HIKONE-SOUTH ROTARY CLUB All rights reserved.